このようなお悩みの方にお勧めです
- 肝斑
- しみ
レーザートーニングとは
レーザートーニングとは、Qスイッチヤグレーザー(CUTERA社製myQ:dualレーザー)を使用した治療法です。非常に弱いパワーでレーザー照射し、患部に余計な刺激を与えることなく治療を行います。レーザートーニングは、1度の施術だけでなく、回数を重ねるごとに徐々にメラニンの量を減らしていく治療方法です。なかなか完治できない肝斑の改善を期待できる治療の一つと言われている新しいレーザー治療です。 この方法は肝斑だけでなく、毛穴のひきしめ・美肌・美白・くすみの改善などにも効果があります。
レーザートーニングによる治療
肝斑
肝斑は紫外線・女性ホルモンと関係が深く、30代以降の女性に多く見られる症状です。従来肝斑はレーザーによる治療が禁忌でしたが、レーザートーニングという新しい肝斑治療ができるようになりました。表皮の下部組織メラノサイト(メラニンを生産する所)を刺激しにくい1064nmレーザーを低出力で施術することで、メラノサイトを活性化させずおだやかに働きかけるために安全に肝斑を薄くしていきます。
シミ取りレーザーとは異なり、一度に痂疲にしてはがして薄くするのではなく肌全体に弱熱を入れ、メラニン代謝をあげて、少しづつ肝斑をコントロールしていく治療です。そのため2~3週に1度、最低5回の治療が1クールとなります。場合によっては間をあけながら3~4クール行う事もあります。
肝斑だけではなく肌代謝をあげることで全体の肌質改善、毛穴・くすみの改善にもつながります。
治療法詳しくはこちら
治療の流れ
- Step.1 カウンセリング
皆様のお悩みを詳しくお聞きして、患者様のお悩みに合わせて最適な治療方法をご提案いたします。 - Step.2 洗顔
治療部位のお化粧を落としていただきます。
※クレンジング剤・洗顔料はご用意していますが、施術後のメイク道具はご用意していませんのでご持参ください。お化粧品が肌に残っていると、レーザーが表面で反応してしまうのでしっかり落としてください。 - Step.3 施術
レーザーを患部へ照射します。熱い針でチクチク触られているような痛みがあります。 ※目をカバーするゴーグルをつけレーザーを照射します。照射中は動かないでください。痛みの強い方は、しっかり冷却しながら照射していきます。 - Step.4 クリーニング・アフターフォロー
治療部位をビタミンCローションで数分冷却します。ほんのり赤くなりますが、かさぶたにはならず、ダウンタイムのない治療です。こすらなければ、お化粧はしていただけます。
治療の時間・頻度について
治療の時間は約20分~30分です。2~3週間に1度、5回位を目安に治療を行います。肝斑の濃い方や、メンテナンスとしてくり返し治療が必要なこともあります。
治療後の注意点
- 照射部位は皮膚表面とくに反応した肝斑の部位やそのまわりが赤く熱をもってほてる感じになります。また、照射直後に一旦白くなることがありますが、徐々に落ち着いてきます。赤くなっている場合は、そっと冷やしていただき、強くこすらないなど摩擦は避けるようにしてください。
- 照射部位・状態によっては、入浴や洗顔を控えていただくことがあります。当日医師・看護師の指導を受けてください。照射部位を強くこすったりすることはせず、洗顔時は石鹸をよく泡立ててそっと洗ってください。
- お化粧も直後より可能ですが、やさしくおさえるようにつけて下さい。
- レーザーが強く反応した場合、稀ですが一部水ぶくれになることがあります。また、周りの皮膚よりも色が白くなって見える状態が続くことがあります(色素脱失)が、時間とともに目立たなくなっていきます。
- 肝斑治療の基本はトラネキサム酸内服とハイドロキノン外用ですのでそれらはベースに継続して下さい。
ドクターMICHIKOのコメント
肝斑は体質的なシミなので、治療には時間がかかります。トラネキサム酸の内服・外用は基本ですが、レーザートーニングを加えることで、よりコントロールできるようになりました。私も根気よく治療しておりますので、皆様もがんばりましょう。
料金のご案内(消費税改定の為、税抜での表示となります)
メニュー | 料金(税抜) |
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頬のみ | 15,000円 |
全顔 | 20,000円 |
よくあるご質問
- 痛みはありますか?
- 熱い針でチクチクされるような感覚で、個人差はありますが、強い痛みはありません。
- 1回の治療できれいに取れますか?
- レーザートーニングは肝斑を強く刺激せず、低刺激で回数を重ねて薄くしていく治療です。2,3週に1回、最低5回は継続し、これを2~3クール行うことで頑固な肝斑を根気よく治療していきます。
- 施術後に注意する事はありますか?
- 治療直後は、日焼けなどをしないように紫外線への対策を入念に行ってください。また、日常の手入れもこすらないように気をつけてください。