一般的には液体粉末で治療します。隆起はとれますがイボの色や治療後に色素沈着が残ることがあります。
また、イボの種類や大きさ、部位によって他の治療を組み合わせていきます。
1 いぼ冷凍凝固法
液体窒素(-200℃あります)をイボにつけてイボの組織を凍結凝固させて少しづつ小さくして行きます。一番ポピュラーな治療法です。約2週間に1度通院して下さい。
冷凍凝固法の後、液体の薬(モノクロロサクサン)を塗ります。イボをかぶれさせてはやく取れるようにする薬です(イボではない場所についてしまうとかぶれることがありますので、バンソウコウはかわくまでつけておいて下さい。)
治療後数日は赤くなり、水ぶくれになることもあります。そのあとカサブタになりはがれて小さくなります。痛みが強い、大きな水ぶくれなど反応が強いときは受診お願い致します。
尋常性疣贅、青年性扁平疣贅、尖形コンジローマ、老人性疣贅や軟性線維種などほとんどのイボに対して行う治療です
2 ビタミンD3外用薬
いぼの周辺に外用薬を塗ることで、周辺の皮膚がむけてきます。
角化したイボを軟らかくしてはやくとれるようにする薬です。毎日イボにつけて下さい(入浴後の寝る前)
3 漢方薬
ヨクイニンというハトムギの薬を処方することが一般的です。イボウイルスに対する免疫力を上げていぼを治そうという方法です。
4 水いぼ内容除去処置
水いぼの場合に内容を専用の拙子でとる方法です。麻酔シールを使って痛みのないように行います。
5 イミキモドクリーム外用薬
尖形コンジローマにつかうイボの塗り薬です。
1日おきにイボに塗布して少しずつ小さくしていく治療です。使い方に注意が必要なお薬になりますので対処法には塗り方をしっかり確認しましょう。
6 CO2レーザー焼却
レーザーでイボを削る外科的治療です。ウイルス性イボの場合は治療してウイルスを散らしてしまう可能性があるの使用しません。大きな軟性線維種をとるときに使います。
美容的にイボをとりたい場合は自費治療扱いになることがございます。
7 いぼ拙子除去
首の小さな肌色~茶色の突起物は子供さんの水いぼ治療と同じようにいぼ拙子をつまんで取ります。
皮膚との接触部が数日小さな傷になりますので、こすらないようにそっとシャワーで流すのみで傷が目立たなくなるまでお薬をつけていただきます。
CO2レーザーはかえって傷が目立つこともありますので大きなイボのときだけ使います。