Spots and freckles しみ・そばかす

Dermatology しみ・そばかす

Spots and freckles しみ・そばかす

しみ・そばかすとは

ABOUT

しみは皮膚の奥にあるメラノサイトが、紫外線などによって刺激されて皮膚を守るために過剰にメラニンを生成してしまい、肌に残ってしまった状態のことをいいます。しみができるのは紫外線を浴びることや、加齢による新陳代謝の衰え、外傷やにきび痕など様々な原因があります。
そばかすは、より遺伝的な要素が強く、早いと小学校の頃から頬の高いところ、鼻などの紫外線の当たるところにできる点状の多発するしみです。
皮膚局所のメラニン色素が光老化や機械的刺激によって周囲の皮膚より増加した状態で、顔面など紫外線に当たるところにできることが多くほとんどが加齢ともに濃くなったり増えたりします。

・皮膚局所のメラニン色素が光老化や機械的刺激によって周囲の皮膚より増加した状態
・顔面など紫外線に当たるところにできることが多くほとんどが加齢ともに濃くなったり増えたりします

しみといっても、できている部位や大きさ、肌質など個々の状態によって治療法が違ってきますので、美容皮膚科専門の医師にご相談いただき、適切な治療を行いましょう。
また、しみが二度と出ないようにする治療はありませんが、今あるしみの治療のあと、しっかりお手入れすることが再発を防ぐことになりますので、アフターケアやメンテナンスも継続していきましょう。

一口にしみと言っても患者さまそれぞれシミの種類も様々で、また複数のシミが混在していることがございます。土台となるお肌の状態や肌質も各人ちがいがあります。
当院ではシミの状態をカメラ撮影で確認しながらその都度適切な治療をご提案していきます。

  • レビュー撮影

    美容の患者さまにはこちらの画像診断機を使って写真撮影を致します。撮影した写真は普通の写真の他にメラニン強調画像と赤みを見たもの、3種類がアイパットで見ることができます。
    これを見ながら現在の肌の状況を確認し、それぞれの患者さまに適した治療をご紹介していきます。
    また定期的に撮影をして綺麗になるために次に治療した方が良いところなどを確認する際にも撮影させていただいています。

しみの種類・原因

  • Case01

    老人性色素斑

    紫外線によってできるしみの代表格です。顔はもちろん手の甲、腕など、日光によくあたる部分にできます。紫外線などの外的刺激や光老化によって皮膚が損傷した時にできる比較的大きな境界のはっきりしたしみです。一部がイボになって盛り上がってくることもあります。その場合は、隆起の治療(イボの治療)を先に行います。

    光老化、紫外線暴露により中年以降、主に顔面に発する大小の褐色色素斑
    ・小型でそばかす様のもの
    ・大型斑 時に隆起や角化
    ・白斑黒皮症型 主に腕、小型の白斑と褐色斑が混在、表皮細胞の光老化による色素増加

  • Case02

    肝斑

    頬骨上部や鼻の下、目の周りに左右対称にできる、30代以降の女性に多いもやもやした色素斑です。妊娠や出産、更年期などホルモンバランスが崩れると濃くなることがあります。
    肝斑は一般的なしみとりレーザーでは治療できないため、内服薬やハイドロキノンの外用を基本に、トラネキサム酸のイオン導入やメソアクティスなどの治療を、まず初めに行います。

    ・主に30歳以上の女性に発症
    ・額、頬、頬骨部、鼻などに左右対称に拡大する褐色斑
    ・境界のはっきりしないいわゆるくすみ

    ⑴頬骨型 ⑵眼周囲型 ⑶口周囲型 ⑷頬部外側型
    色素細胞の異常でメラニンを過剰に作りすぎている状態
    炎症後に増悪、毛細血管の拡張が合併することが多い
    妊娠出産、ピル内服などホルモンとの関係もあると言われている

  • Case03

    後天性真皮メラノサイトーシス

    肌の奥にあるメラノサイト(メラニンを作る細胞)が増えてしまう疾患で、多くは成人になってから頬や額の両側に現れます。肝斑に比べると点状でやや灰色のしみが多発します。肝斑と間違えられることが多いので注意が必要です。

    ・ADM 遅発性両側性太田母斑様色素斑とも呼ばれている比較的稀な頬上部の色素斑
    ・両頬上部や下眼瞼、鼻に褐色から灰褐色の中小色素斑の多発
    ・20歳前後から発症し紫外線暴露や加齢とともに増えたり濃くなる
    真皮メラノサイトの異常

  • Case04

    炎症後色素沈着

    にきびやけが、やけどなど肌にダメージを受けると炎症が起こり、その後色素沈着が起きることがあります。

    ・何らかの炎症の後の色素沈着
    にきび跡 やけど跡 外傷跡

    ・炎症の原因によって大きさ、部位、色調はさまざま
    炎症後の生体反応と言われ他のシミと違って積極的な治療は逆に刺激になることが多いため保存的な治療(内服薬・外用薬・導入治療など)が主体

  • Case05

    雀卵斑(そばかす)

    鼻や頬に小さな褐色斑が多発します。雀卵斑は遺伝的なもので、小児期以降に発症することが多い症状です。日焼けや妊娠などホルモンバランスが崩れる際に濃くなることがあります。

    ・先天性色素異常
    ・顔面正中部に点状色素斑が多発
    ・5、6歳から発症して思春期に明瞭になり紫外線暴露でさらに増えて濃くなる
    色素細胞の異常 遺伝性

しみの治療法

老人性色素斑の治療法

  • ビタミンC外用 ハイドロキノン外用

    メラニン色素を抑え、肌のターンオーバーを促進することで、老人性色素斑を薄くしていきます。

  • ルメッカ

    レーザー機器開発の盛んなイスラエルInvasix社によって開発されたシミや血管病変を治療するパワフルなワンランク上のIPLです。

  • ライムライト

    IPLと呼ばれる治療で、顔全体に複数波長の光を当てることで一部ではなく全体を美白して明るくする治療です。

  • ビタミンC外用

    肝斑のベース内服外用治療となります。こちらをしっかり維持しながら他の治療と併用していきます。

  • イオン導入

    微弱な電気の力を利用し、バリアゾーンを抜けて皮膚の深部まで有効成分を浸透させる治療法です。主にビタミンCを導入していきます。

  • メソアクティス

    特殊な電気の力で皮膚細胞膜に隙間をあけ、美白成分を大量に浸透させます。ビタミンC、ハイドロキノンなどの美白成分を肌細胞の中に入れていきます。

  • メソナJ

    紫外線が強い時期にレーザー治療のような積極的な方法ではなくシミ治療やシワ・たるみ治療をご希望される方や、施術をされた後にその効果を維持していきたいような方にお勧めです。

  • ピコレーザー

    ピコレーザーには3つの照射モードがあり、一人ひとりの肌のお悩みに合わせた治療を行えるのがピコレーザーの特徴です。従来のレーザーより炎症後色素沈着のリスクも低くなりました。

  • ダビダ メラフェードシリーズ

    しみ治療に有効な、トレチノイン・ハイドロキノンを配合した化粧品です。しみ・肝斑・くすみが気になる方にお勧めです。しみのレーザー治療を受けた後のお肌のメンテナンスに。

  • マヌカピール

    ミックスピールマヌカは、乳酸・グリコール酸・サリチル酸にマヌカハニーが配合された製剤です。 ニキビだけでなく、お顔全体の肌環境を整えてくれます。

肝斑の治療法

  • トラネキサム酸内服+ハイドロキノン外用

    肝斑のベースとなる内服・外用治療です。こちらをしっかり継続しながら他の治療を併用していきます。

  • メソアクティス

    特殊な電気の力で皮膚細胞膜に隙間をあけ、美白成分を大量に浸透させます。肝斑に有効なトラネキサム酸とビタミンCをハイドロキノンを肌細胞に入れていきます。

  • メソナJ

    紫外線が強い時期にレーザー治療のような積極的な方法ではなくシミ治療やシワ・たるみ治療をご希望される方や、施術をされた後にその効果を維持していきたいような方にお勧めです。

  • ピコレーザー

    ピコレーザーには3つの照射モードがあり、一人ひとりの肌のお悩みに合わせた治療を行えるのがピコレーザーの特徴です。従来のレーザーより炎症後色素沈着のリスクも低くなりました。

  • ダビダ メラフェードシリーズ

    しみ治療に有効な、トレチノイン・ハイドロキノンを配合した化粧品です。しみ・肝斑・くすみが気になる方にお勧めです。しみのレーザー治療を受けた後のお肌のメンテナンスに。

  • マヌカピール

    ミックスピールマヌカは、乳酸・グリコール酸・サリチル酸にマヌカハニーが配合された製剤です。 ニキビだけでなく、お顔全体の肌環境を整えてくれます。

遅発性両側性太田母斑の治療法

  • ピコレーザー

    ピコレーザーには3つの照射モードがあり、一人ひとりの肌のお悩みに合わせた治療を行えるのがピコレーザーの特徴です。従来のレーザーより炎症後色素沈着のリスクも低くなりました。

  • ダビダ メラフェードシリーズ

    しみ治療に有効な、トレチノイン・ハイドロキノンを配合した化粧品です。しみ・肝斑・くすみが気になる方にお勧めです。しみのレーザー治療を受けた後のお肌のメンテナンスに。

炎症後色素沈着の治療法

レーザーやライムライトなどの積極的な治療は行いません。刺激する事で炎症を引き起こし、更に色素沈着が起きる可能性があるからです。

  • トラネキサム酸内服+ハイドロキノン外用

    メラニン色素の生成を抑え、肌のターンオーバーを促進することで、肌の内側から改善していきます。

  • イオン導入

    微弱な電気の力を利用し、バリアゾーンを抜けて皮膚の深部まで有効成分を浸透させる治療法です。ビタミンCを導入していきます。

  • メソアクティス

    特殊な電気の力で皮膚細胞膜に隙間をあけ、美白成分を大量に浸透させます。ビタミンC、ハイドロキノンなどの美白剤を肌細胞に入れていきます。

  • メソナJ

    紫外線が強い時期にレーザー治療のような積極的な方法ではなくシミ治療やシワ・たるみ治療をご希望される方や、施術をされた後にその効果を維持していきたいような方にお勧めです。

  • ダビダ メラフェードシリーズ

    しみ治療に有効な、トレチノイン・ハイドロキノンを配合した化粧品です。しみ・肝斑・くすみが気になる方にお勧めです。しみのレーザー治療を受けた後のお肌のメンテナンスに。

雀卵斑(そばかす)の治療法

  • ルメッカ

    レーザー機器開発の盛んなイスラエルInvasix社によって開発されたシミや血管病変を治療するパワフルなワンランク上のIPLです。

  • ライムライト

    IPLと呼ばれる治療で、顔全体に複数波長の光を当てることで肝斑だけではなく肌全体のくすみをとっていく治療です。

  • イオン導入

    微弱な電気の力を利用し、バリアゾーンを抜けて皮膚の深部まで有効成分を浸透させる治療法です。ビタミンCを導入していきます。

  • メソアクティス

    特殊な電気の力で皮膚細胞膜に隙間をあけ、美白成分を大量に浸透させます。ビタミンC、ハイドロキノンを肌細胞に入れていきます。

  • メソナJ

    紫外線が強い時期にレーザー治療のような積極的な方法ではなくシミ治療やシワ・たるみ治療をご希望される方や、施術をされた後にその効果を維持していきたいような方にお勧めです。

  • ピコレーザー

    ピコレーザーには3つの照射モードがあり、一人ひとりの肌のお悩みに合わせた治療を行えるのがピコレーザーの特徴です。従来のレーザーより炎症後色素沈着のリスクも低くなりました。

  • ダビダ メラフェードシリーズ

    しみ治療に有効な、トレチノイン・ハイドロキノンを配合した化粧品です。しみ・肝斑・くすみが気になる方にお勧めです。しみのレーザー治療を受けた後のお肌のメンテナンスに。

ドクターMICHIKOのコメント

Comment from Dr. MICHIKO

しみの状態に合わせた最適な治療をご提案しますのでまずはカウンセリングをお受けください。

よくあるご質問

FAQ

しみの治療は1回で終わりますか?

治療直後は、日焼けなどをしないように紫外線への対策を入念に行ってください。また、しみの部分がレーザーやライムライト後かさぶたになりますが、治療に必要な経過ですので、こすらずに自然にはがれるのをお待ちください。レーザー治療後は専用のコンシーラあるいは、テープを2~3週間使っていただくようになります。

しみのレーザー後に注意する事はありますか?

治療直後は、日焼けなどをしないように紫外線への対策を入念に行ってください。また、しみの部分がレーザーやライムライト後かさぶたになりますが、治療に必要な経過ですので、こすらずに自然に剥がれるのをお待ちください。かさぶたが気になる場合は、キズやかさぶたの上に塗布できる特別なファンデーションもございますのでご相談ください。

通院は必要でしょうか?

通院は必要です。
しみの治療は、複数回施術を行う必要がありますので、患部の経過を確認させていただくために通院をしていただきます。