美容診療メニュー
巻き爪・陥入爪とは
足指にたくさんの力が加わったり、あわない靴を履きつづけていることで、足の爪に負担をかけてしまうことから、巻き爪や陥入爪が起こります。 原因となった靴や、運動・歩き方などが改善されないと、再発することもありますが、当院では巻き爪の治療も行っています。
化膿・細菌感染を伴っている場合
化膿を治していく治療から始めます。抗菌薬の内服や外用が主体ですが、肉芽を伴う場合は、液体窒素で焼くこともあります。
爪水虫のある場合
内服や外用で爪水虫を治してから巻き爪の治療を行います。
巻き爪・陥入爪の治療法
Treatment
当院の巻き爪治療は、足指第一趾のみとなります。また、小児の爪は、柔らかく成長期でもあるため、適用外となります。
①保存的治療
ガター法
食い込んでいる爪の側面にチューブを挿入固定して、爪が周りの組織に当たって刺激になるのを抑える方法
テーピング・コットンパック法
食い込んでいる爪の下にコットンを詰めて爪が刺さらないようクッションの役目をさせます。
また、周りの皮膚が盛り上がっているとさらに爪が食い込みやすくなるので、テープで引っ張る処置をします。
巻き爪マイスター
コイル状の器具を爪脇につけて爪の形を矯正する方法
2、3週間に一度爪の伸びに従って位置を調節していきます。
ワイヤーは劣化するので途中で取り替えることがあります。
また爪表面に器具が常についているので日常生活や入浴時には注意が必要です。
数ヶ月つけ続けることで徐々に爪の形を矯正していく治療です。
ペディグラス
爪に特殊な板を乗せることで爪の形を矯正する方法
患者さまそれぞれの爪の形や巻き込み具合によって器具を選択し、
まずは先端を広げ、その後爪の根元を上げるような追加の治療をすることもあります。
個人差がありますが1ヶ月に1回のメンテナンスが必要で、治療は2、3ヶ月継続して爪の形を矯正していきます。
②外科的治療
局所麻酔をして、食い込んでいる爪や肉芽を除去する方法
肉芽組織がひどい方、炎症が強く保存的な治療のできない方
治療は予約制になります。
治療後約1週間は運動や過度な足への負担は避けてください。
料金のご案内
※巻き爪の巻き具合や、爪脇の癒着の程度によって料金が異なります。
詳しい料金は一般皮膚科診察時にご相談下さい。
また、巻き爪マイスター・ペディグラスはどちらも保険診療ではなく、自費治療となります。
【所要時間】
マイスター約20〜30分
ペディグラス約50〜60分
ドクターMICHIKOのコメント
Comment from Dr. MICHIKO
一度、陥入爪・巻き爪になってしまうと、1回だけでの治療では改善するのが難しいので、根気よく治療していきましょう。
足の形、歩き方のくせ、体重のかかりすぎで、巻き爪、陥入爪になります。足趾のストレッチや靴の選び方も大事です。