父や大好きな祖父、祖母が医師だったことより小さい頃から医療関係の職業につきたいと思っていました。皮膚科を選んだのは疾患がよくなるのが目で見てすぐにわかる事、そして当時は全く一般的ではなかったのですが、きれいにすることへの憧れがあり、それにはまず皮膚科として一人前にならなければという思いがありました。
大学を卒業して医師への一歩を始めるときに、医局は出身地茨城へと北里大学医学部卒業してすぐに筑波大皮膚科に入局しました。大学病院や派遣先の総合病院では皮膚ガン・水疱症などの自己免疫疾患・膠原病など難治で重篤な疾患を沢山経験いたしました。
一方で皮膚科の疾患はその様な重篤なものや悪性の病気もありますが、日々の外来診療ではほとんどが湿疹皮膚炎、水虫、じんましんなどの一般的な皮膚疾患です。しかしたかが皮膚疾患といっても、放置すると悪化したりうつるものもあったり、緩解増悪を繰り返すものも多数みられます。何より外からみえてしまうので患者様自身のストレスは大きなものと想像できます。これらの皮膚疾患のために大きな病院に何度も行く事はたいへんなことですし、また日常生活のなかに意外な原因や悪化因子があったりすることもあるので、気軽にいろいろな事をお話しできるクリニックの皮膚科医になろうと、平成19年5月21日に開業致しました。
また皮膚科医になったもうひとつの大きな理由として、きれいになりたい、美しくなりたいという方のサポートをしたいという事です。
私が医師になった頃は、今のように美容皮膚科が一般的ではなく、ましてや病院では病気ではないのだから・・という考えが主流でした。ですので、まずは皮膚科一般の研鑽をかさねてから、医長になった勤務先の病院でのご理解をいただいて少しずつケミカルピーリングやレーザー治療をはじめていきました。
平成18年から開業するまでは都内の美容クリニックに勤務し、しわ取り注射やヒアルロン酸注射などの美容治療を経験致しました。日々進化している美容治療も、自分で試して本当に効果のあるものだけを取り入れていくように努めています。
皮膚科専門医として皮膚疾患の治療と共に、美容治療の相談・治療のできるクリニックでありたいと思います。今まで美容なんてなんだか心配だし怖いかな、と思っていた方も、近くの皮膚科で相談や治療ができるのであれば、とお気軽にお越しいただければ本当に嬉しく思います。
略歴
昭和40年 | 茨城県ひたちなか市生まれ |
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昭和59年 | 茨城県立水戸第一高校卒業 |
平成2年 | 北里大学医学部卒業 |
平成2年 |
筑波大学皮膚科入局 筑波大学付属病院皮膚科 水戸済生会総合病院皮膚科 日立製作所日立総合病院皮膚科 日立製作所多賀総合病院皮膚科 日立製作所水戸総合病院皮膚科 |
平成8年 | 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得 |
平成13年 | 牛久愛和総合病院皮膚科医長 |
平成18年 | 銀座ファインケアクリニック |
所属学会
日本皮膚科学会 |
日本臨床皮膚科医会 |
日本美容皮膚科学会 |
日本小児皮膚科学会 |
日本抗加齢医学会 |